このお地蔵様は、表尾根を歩く人々を見守ってくださいます。
このお地蔵様は、表尾根を歩く人々の心を引き締めてくださいます。
神奈中バス: 秦野駅 → ヤビツ峠(終点) 神奈中バス: 渋沢駅 ← 大倉
地理院地図: 塔ノ岳
丹沢表尾根の天気: 秦野市 , ヤビツ峠 , 大倉
レポ: 三ノ塔 , 表尾根から政次郎尾根
8月7日、清香とパパは、丹沢の表尾根を歩いてきました。前日から、夏本番の猛暑が始まっていましたが、高い山上は別世界。谷から吹き上げる風も心地よさ抜群。夏山なので、富士山の姿こそかすんでいましたが、表尾根のすばらしい眺望にも励まされ、14kmの長いコースを楽しく踏破することができました。
小田急線秦野駅からバスで50分のヤビツ峠へ。午前9時10分、ウグイスのよく響き渡る声を聞きながら元気よく出発。樹木に覆われた登山道は涼しく、ぐんぐん高度をかせぎます。ニノ塔山頂付近から樹木がなくなり、視界が開け、眼下に市街地が輝いて見えます。ヤマホタルブクロが地表すれすれで咲いています。
三ノ塔に到着したのが午前11時。塔ノ岳に向かう表尾根の眺望は、いつも見とれてしまいます。鳥になって飛んで見たい。ここで一回目の昼食。清香が二年生のときは、この三ノ塔から三ノ塔尾根を歩いて大倉まで下りました。
絵のような烏尾山を経て、さらに行者岳を越すと、岩場があります。鎖がついているので集中力を欠かなければ、問題なく通過できます。さすが五年生。断崖にヤマユリが咲いて、風に尾揺れていました。ああきれい。よくここに咲いたね。
14時20分、目的地の塔ノ岳山頂に到着。振り返れば、どっしりした三ノ塔も、どの山も、それぞれ立派な姿で、配置もみごとです。ここで2回目の昼食を取っているうちにガスが濃くなり、ついに視界ゼロに。ガスの切れ目にパパと撮った記念写真は、スッキリ無背景になりました。
下りは長ったらしい大倉尾根。きょうの長丁場で、既に二人とも足が痛い。パパは膝と腰も痛い。なのに、若い清香は足が速い。山はベテランのパパも、ついて行くのがやっと。ああ、このバカ尾根はもうたくさんだ。予定していたバスに乗ろうと、最後の7分はついに駆け足。痛みを無視してラストスパート。滑り込みセーフでした。
鶴巻温泉で途中下車し、弘法の里湯で一風呂浴びます。疲れきった体をほぐし、ゆっくり帰宅しました。
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