雪化粧の始まったばかりの男体山です。
鳴虫山は、駅から歩いて登り、駅に帰ってくることが出来ます。
地理院地図: 鳴虫山
鳴虫山の天気: 栃木県日光市
12月14日、山の友に誘われて、鳴虫山に登りました。
鳴虫山は、東武日光駅とJR日光駅から歩いて登れる、アプローチの便利な山です。午前9時、私たちは登山口の近くに駐車し、簡単なストレッチをして早速登り始めました。30分ほどで神ノ主山(こうのすやま)に至ります。視界が開けて男体山や周辺の山々、日光市街のパノラマに気分が高揚してきます。
登山道は歩きやすく、傾斜もほどほどなので、小さな子供を連れてきても大丈夫そうです。山頂が近づくと尾根道に樹木の根がびっしりと張りめぐされています。夥しい数の登山者で荒れてしまった丹沢の大倉尾根などと好対照です。
10時55分、疲れを感じることもなく山頂に到着。今にも雪が降り出しそうな曇り空でしたが、山頂からは奥日光の連山が堂々とした姿を見せてくれました。夏場は木々の葉が繁って、見通しが悪くなるかもしれません。
北西に伸びる尾根はやや急傾斜です。その分ぐんぐん高度が下がり、あっという間に大谷川まで下りてしまいました。赤い帽子とエプロンをつけた、「化け地蔵」のずらりと並ぶ横を通ります。憾満ガ淵(かんまんがふち)では「弘法の投筆」伝説の岩を見ました。こうして歴史と文化にも少しだけ触れながら、日光市街に戻りました。
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