JR古里駅から登山道を登って御岳神社の参道まで来ると、突然にぎやかな門前町が出現し、異世界に彷徨い込んだような気分がしました。
京王バス: 武蔵五日市駅 ← つるつる温泉 (めずらしいトレーラーバスです)
地理院地図: 御岳山
御岳山の天気: 青梅市 , 古里駅 , 御岳山駅
9月23日秋分の日、絶好の秋晴れ。青梅から奥多摩に向かう単線の窓景色はちょっと新緑のようにみずみずしく見えました。
JR古里(こり)駅で下車。川の上に高く架かる万世橋を渡って、まずは大塚山(920m)に取り掛かります。休日なのにひっそりした登山道を楽しく登って行くと、マウンテンバイクの青年が登山道を下って来ました。登るのは大変だっただろうね。
大塚山頂から少し下ってまた登り、御岳山に近づくと、お年寄り、外国人、幼児たちが増えてきました。家屋も増え、何だかもう下山したような趣があります。ビジターセンターで一休みし、御岳神社に参拝しました。参道の茶店の一つに、白花のレンゲショウマの鉢植えがありました。パパの好きな山の花の一つです。
本殿前のベンチに腰を下ろし、日の出山を見やりながらオニギリをほおばります。朝作ったキュウリの塩もみが美味しくなっていました。昼食を終え、神社裏手の犬神の石像の足をなで、山頂を後に。少し下って日の出山への道に入ると、出会うのは登山者とトレイルランナー(山を走るアスリート)だけになりました。「こんにちは」「あと少しですよ」などと声を交し合います。こういうあいさつは、人が多いところではしないものなのですね。
眺望の素晴らしい日の出山山頂で居合わせた人にツーショットをお願いし、つるつる温泉に下りました。湿った坂道で一度清香がスリップして転倒しましたが、幸いズボンに泥を付けただけで済みました。
美人湯のつるつる温泉(単純アルカリ泉)でぬるぬると入浴後、畳の休憩室で気持ちよく寝ていたら、あやうくバスに乗り遅れそうになりました。名物のトレーラーバスはSL風の外観。パパが幼い頃、絵本でトレーラーバスを見たことはありますが、乗るのはこれが初めて。武蔵五日市の駅前も、パパの学生時代に訪れた記憶とは、別世界のようになっていました。
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